9月17日(水)、第114回運営推進会議を開催しました。
本日のテーマは、「遠距離介護に地域はどう対応できる?」です。
現在のサザンツリーのキーパーソン・家族様の属性
入居者様との続柄:全員子世代
居住地:5名の家族様が姫路市外、うち2名の家族様は愛知、東京、神奈川、長野
入居者様が入れ替わっても、常時、数名の遠方在住の家族様がおられるのが現状です。
子世代が遠方で就業して生活基盤を持たれており、実家を残したままの方も、
将来戻られる可能性は高くないように思われます。
キーパーソンが遠方であっても、体調面に問題がない方は、ホームに任せきりで生活することが可能です。
ご本人が住み慣れた地域で生活を継続できるメリットがあります。
困りごととして、外来受診時や救急搬送時、家族様が対応できないことがあります。
それでも、施設で暮らしていれば、入居者様に異変があったときに
スタッフがいち早く対応できますので、安心度は違ってきます。
近隣でも、自宅で高齢ご夫婦のお2人暮らし、お1人暮らしの方が増えています。
地域でどのように対応しているのかを聞いてみました。
遠方でなくでも、子世代と別居の高齢の方はかなり多くいらっしゃるようです。
不安のある方には、「あんしんコール」を利用いただいているそうです。
今まで、地域では緊急要請はないようですが、ボタン一つで駆けつけてくれるのは遠方の家族も安心です。
非課税世帯は初期費用無料、そうでない場合でも8,800円です。
姫路市でもこうした支援を始めたことはうれしいですね。
また、高齢のお1人暮らしの方が、毎日のようにおうちを訪問し合っているのをよく見かけます。
私たちも、近隣の高齢の皆様を見守っていくことが大切だと感じました。