静かに見守ること ~スタッフからのメッセージ

静かに見守ることはとても難しいです。

入居者様同士が言い合いになったり、ひとりで玄関から外へ出ようとされると、
すぐ声をかけてしまいそうになります。
すぐに止めに入ると怒る方もいますので、どう声かけをしようか、
今何を思ってそうされているのかなと想像しながら、一呼吸おきます。
言い合いになっている方のお話を聞いたり、
玄関から外を見ている方には天気の話をしたり、「車や人が見えますね」と声をかけます。
反応があれば、返事をして、また反応を見て返事をすることを繰り返してから本題に入るようにしています。
そうしないと、こちらのお話(お願い)は聞いていただけません。
「なぜ?」「どうして?」と言われてしまうからです。

普段から話をしていないと、入居者様もかまえてしまいます。
どんなときも、いつも話しかけているような自然体で声かけするようにしています。
普段の観察ができていないと、いざというとき、この方はこうだったかなと、いつもとの違いに気づけません。
入居者様お一人お一人が何を思って何を考えているのか、出来ることは何かを考えながらケアをしています。
できることをやってしまうと、できなくなってしまいますし、
無理にしていただこうとするとストレスになってしまいます。
静かにじっと見守ることで、必要な場面で必要なケアができるように備えています。

介護福祉士 古谷有香里

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